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中学、高校入試作文のコツ


 作文きらい!書くことない!という声をよく耳にしますが、立派なことを書かなくてはいけないと思っていないでしょうか?
小学生なら小学生、中学生なら中学生の今の視点で考え得ることをそのまま書けば十分です。

≪字数をクリアするコツ≫
とにかく体験したことを盛り込んでみましょう。課題でよくあるのが、自分の意見とその理由を書かせるものです。この理由のところに自分の体験を書いてみましょう。

理由を書くには、「なぜなら~からです」の形でないといけない!と思っていませんか。
よくあるのが、「なぜなら~~~~~~~~~~~~~です。」と長~い一文にする人です。これでは、読むほうも息が続きませんし、ことばの係り受けもおかしくなります。もちろん減点です。

内容が理由や根拠になっていればいいのですから、短い文で出来事をそのまま述べてみましょう。

たとえば、「敬語は大切だ」という意見文なら、大切さが身に染みた経験や出来事を紹介する形で書いてみましょう。もちろん日常生活でのことで構いませんし、作り話でも構いません。ただし、作り話も自分の生活の範囲内で考えましょう。
【例①】先日、母の友人という人が母の不在に訪ねてきた。そこで「母は今おりません。帰りましたら、○○さんがいらっしゃったことを伝えます。」と言った。後に、母がその人に電話をしたら、私の言葉づかいをほめていて、母まで褒められた。→敬語は大切だと思った。
【例②】部活動の先輩に「~は知っているか?」と聞かれたので「知らん。」と答えた。するとムッとされ、長い間口をきいてもらえなかった。友人を通して先輩に聞いてもらったところ、私の言葉遣いが悪かったので話したくなくなった、とのことだった。→敬語は大切だと思った。

これを、「世の中では、敬語を使わずに話すと相手の気分を害するので、敬語は大切だと思う。」と述べると、立派な内容に見えますが、何も心に残りませんし、あなたでなくても書ける内容になります。マスもうまりませんね。難しい表現を使っても点は上がりません。

少しは気が楽になったでしょうか。付け加えるなら、1文は2~3行で納めましょう。歯切れの良い文になります。
肩の力を抜いてどんどん書いてみてください。「作文は習うより慣れろ」とも言いますよ!


 

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